本日、令和6年9月1日(日)は?
防災の日
1923年(大正12年)の9月1日午前11時58分、神奈川県西部から相模湾にかけてを震源とするマグニチュード7.9の関東大震災が発生しました。 死者・行方不明者10万5千人、家屋被害約37万棟にのぼり、近代日本において首都圏を襲った最大規模の震災被害となりました。
この日を忘れることなく災害に備えようと、1960年(昭和35年)から防災の日が制定された。
イオンタウンの日
ショッピングセンターの開発と運営などを手がけるイオンタウン株式会社が、「イオンタウンと地域がこれからのまちづくりや交流についてともに考える日」として活用するのを目的として2021年の10周年を記念して設立。
日付はイオン株式会社とダイワハウス工業株式会社の共同出資によって設立されたロック開発株式会社が2011年9月1日にイオンタウン株式会社に社名変更を行ったことから。
大腸がん検診の日
大腸がんに関する調査研究、検診の受診啓発などを行う「特定非営利活動法人ブレイブサークル運営委員会」が、大腸がん検診についての理解を深め、検診を受診してもらうことが目的として制定。
がんによる死亡原因の上位である大腸がんは、早期発見、早期治療で95%以上の人が治るといわれており、年に1度の検診を行うことでその命を守ることができます。
日付は、日本対がん協会が提唱する「がん征圧月間」が9月であり、その初日である9月1日としたもの。
だじゃれの日
「だじゃれは世界を救う」を合言葉に、だじゃれを活用して世の中に笑顔と希望を拡げることを目指す一般社団法人だじゃれ活用協会が制定。
「ク(9)リエイティブかつイ(1)ンパクト」があるだじゃれは、人と人とのコミュニケーションをより豊かなものにしてくれる「無形文化遊具」であり、だじゃれが秘める無限の「吸(9)引(1)力」を活かし、生活に彩りと潤いをもたらすことで世の中に「救(9)い(1)」を届けたいとの願いが込められている。
日付は前記のような語呂合わせから9月1日としたもの。尚、同協会の設立は2014年9月1日。
旧暦:07/29
六曜:大安(たいあん・だいあん)
万事大吉。
特に婚礼に良い。 「大安」は「たいあん」と読み、「大いに安し=非常に穏やかで不安がない」という意味を持っており、一日を通し万事において良い運勢を期待できます。そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。
また、「泰安」が元になっているといわれており、婚礼などのお祝い事に適しています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:戊辰(つちのえたつ/ぼしん)
日家九星:八白土星(はっぱくどせい)
二十八宿:虚宿(きょしゅく)
着始め、学問始めに吉。
相談、造作、積極的な行動に凶。
十二直:成(なる)
物事が成就する日。
新規事、建築、開店は吉。
訴訟、談判は凶。
七十二候:天地始粛 (てんちはじめてさむし)
第四十一候。処暑の次候。
ようやく暑さが納まり始める頃。
「粛」はつつしむ、鎮まるという意味で、夏の気が落ち着き、秋らしい涼しさが訪れる時季。
涼風が心地よく大地に吹き渡ると、実りの時はもう目前となります。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦注下段:
天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。
天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。
受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。
母倉日(ぼそうにち)
七箇の善日の一つ。
「母が子を育てるように、天が人を慈しむ日」という意味で、何事にも吉となる日。
特に婚礼は大吉とされています。
五墓日(ごむにち)
五つの墓を意味する凶日。
この日に葬儀を行うと、墓が五つ並ぶ(五人が死ぬ日)とされています。
家造りには支障はありませんが、動土、地固め、築墓、種蒔きなど土にまつわることや、葬儀は凶とされています。
血忌日(ちいみにち)
「血忌」は、うしかい座の星である梗河星(こうかせい)の精のことで、殺伐の気を司ると言われています。
血に関係したことを忌む日で、鳥獣の殺生や手術などに凶の日。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。