本日、令和6年8月5日(月)は?
タクシーの日
1912年(大正元年)8月5日に日本で初めてメーターをつけたタクシーが「営業を開始した」とされる日を記念して、1989年に全国乗用自動車連合会(現:全国ハイヤー・タクシー連合会)が制定しました。
しかしながら、1989年のタクシーの日制定以来、8月5日が日本で初めてタクシーのタクシーの営業開始日とされてきましたが、実は誤りである(明確ではない)ことが明らかになっており、現在では、「※タクシーの営業開始月が8月であることは確かですが、開始日については諸説あります。」という文言が付されております。
山形花笠まつり
山形花笠まつりは、毎年8月5日から7日までの3日間、山形市で開催される伝統的な夏祭りです。この祭りでは、山形の花「紅花」をあしらった美しい笠をかぶり、色鮮やかな衣装を身にまとい、山形市の目抜き通りを花笠音頭に合わせて踊り練り歩きます。
山形花笠まつりは、東北四大祭りの一つとしても知られており、その起源は大正時代にさかのぼりの土搗き作業中に、重労働の辛さを忘れるために歌が歌われていたことが始まりとされています。その後、踊りが加わり、花笠が飾り付けられたことで、今日に至る花笠踊りが形成されました。
☝のイメージはフィクションですので、本物は下記リンク先を参照ください。
旧暦:07/02
友引(ともびき・ゆういん)
友を引く。祝い事は良いですが、葬式などの凶事は避けるべきとされています。
元々は「共引」と書き、「引き分けて勝負なし」という意味があった日ですが、後に「友引」と書くようになってからは、「友を引きこむ」という意味合いが広く知られるようになり、上記のとおり、慶事には向いていると考えられ、結婚式の日取りとしても人気ですが、葬式などは避けられます。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:辛丑(かのとうし/しんちゅう)
日家九星:八白土星(はっぱくどせい)
二十八宿:危宿(きしゅく)
壁塗り、船普請、酒造に吉。
衣類仕立て、高所作業に凶。
十二直:破(やぶる)
物事を突破する日。
訴訟、出陣、漁猟、服薬に吉
祝い事、契約事は、凶。
七十二候:大雨時行(たいうときどきにふる)
二十四節気「大暑」の末候にあたり、集中豪雨や夕立などの夏特有の激しい雨が降る頃です。夏の空の象徴ともいえる入道雲が、突然の雷鳴とともに激しい夕立に変わり、乾いた大地を潤します。
と、これまでの日本の気候通りあれば詩的で良いのですが、気候変動によるゲリラ豪雨は世界中で起きており、今年は特に大雨による災害が多発しております。
記録的な熱波に襲われる地域が出る一方、上記のような洪水や土砂崩れを伝えるニュースが連日のように放送されており、地球規模での気候のバランス崩壊が懸念されます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:土用の丑の日
「土用」は、四季の変わり目を知らせる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを言います。それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。本日は「土用」期間中の丑の日です。
「夏土用」は「立秋」(8月7日)前の18日間となります。
土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。
各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
十死日(じっしび)
受死日の次に凶日とされ、万事において凶とされる日です。
受死日と違い葬式も例外ではありません。
「十死一生日」「天殺日」などとも呼ばれ、十割命を落とす日といわれています。
選日:天一天上(てんいちてんじょう)
方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間。
癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。
この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。
天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。