本日、令和6年8月4日(日)は?
橋の日
1986年(昭和61年)に、郷土の河川とそこに架かる橋を通して、郷土を愛する心と、河川の浄化を図ることを目的とし、当時、橋梁会社に勤務していた湯浅利彦氏の提唱により宮崎「橋の日」実行委員会が制定。
清掃活動や稚魚の放流といったPRイベントを宮崎市内から開始しました。
日付は「は(8)し(4)」(橋)と読む語呂合わせから。
1994年、日本記念日協会から記念日に認定。
2015年には全国47都道府県でイベントが実施されるまでに普及し、記念日文化功労賞を受賞されました。
箸の日
「は(8)し(4)」(箸)と読む語呂合わせから「ハシの日」として記念日に制定されています。
毎日の食事に欠かせない「箸」への感謝を表すことを目的に、2014年(平成26年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
箸は昔から神聖な漆器としても扱われていたこともあり、当日は、お箸のお焚き上げする神社が全国に多数あります。
ゆかたの日
兵庫県城崎(きのさき)町の城崎温泉観光協会が、「城崎ふるさと祭り」の開催される日にちなみ、8月4日制定。
「ゆかたの似合うまち」城崎温泉をPRすることが目的。
城崎市は「ゆかたが似合う町」として人気の温泉地です。
旧暦:07/01
先勝(せんしょう・せんかち・さきかち)
急ぐことは吉。午前は吉、午後は凶。
先勝には「先んずれば必ず勝つ」という意味があり、「万事において急ぐと良いことがある」とされる日。勝負事にも良く、先手必勝とも言われますが、時間帯によって吉凶が変わり、午前(14時)までが吉、午後からは凶となります。
葬儀などの弔事を行っても問題はないとされていますが、お通夜に限っては夕方から始まり夜通し続くこと、加えて翌日は友を引き連れる「友引」の日になってしまうため、営むことを避けるべきと考えられています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:庚子(かのえね/こうし)
日家九星:九紫火星(きゅうしかせい)
二十八宿:虚宿(きょしゅく)
着始め、学問始めに吉。
相談、造作、積極的な行動に凶。
十二直:執(とる)
執り行う日。
祭祀、祝い事、造作、井戸掘り、種蒔きに吉。
金銭の出入りは、凶。
七十二候:大雨時行(たいうときどきにふる)
二十四節気「大暑」の末候にあたり、集中豪雨や夕立などの夏特有の激しい雨が降る頃です。夏の空の象徴ともいえる入道雲が、突然の雷鳴とともに激しい夕立に変わり、乾いた大地を潤します。
と、これまでの日本の気候通りあれば詩的で良いのですが、気候変動によるゲリラ豪雨は世界中で起きており、今年は特に大雨による災害が多発しております。
記録的な熱波に襲われる地域が出る一方、上記のような洪水や土砂崩れを伝えるニュースが連日のように放送されており、地球規模での気候のバランス崩壊が懸念されます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:夏土用
「土用」は、四季の変わり目を知らせる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを言います。それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。
「夏土用」は「立秋」(8月7日)前の18日間となります。
土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。
各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。
暦注下段:
神吉日(かみよしにち)
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
帰忌日(きこにち)
「帰忌」(とは天棓星(てんぼうせい)の精)が人家の門戸を塞ぎ帰宅を妨害するとされる日。
里帰り、旅行帰り、金品の返却など、帰宅に関することが凶とされる。
選日:天一天上(てんいちてんじょう)
方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間。
癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。
この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。
天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。