本日、令和6年8月2日(金)は?

旧暦:06/28
六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)
何事も控えめに平静を保つ日。午前は凶、午後は吉。
「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。
「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:戊戌(つちのえいぬ/ぼじゅつ)
日家九星:二黒土星(じこくどせい)
二十八宿:牛宿(ぎゅうしゅく)
移転、旅行、金談など、全てにおいて吉。
十二直:平(たいら)
物事が平らかになる日。
旅行、婚礼、道路修理などは吉。
穴掘り、種蒔きは凶。
七十二候:大雨時行(たいうときどきにふる)
二十四節気「大暑」の末候にあたり、集中豪雨や夕立などの夏特有の激しい雨が降る頃です。夏の空の象徴ともいえる入道雲が、突然の雷鳴とともに激しい夕立に変わり、乾いた大地を潤します。
と、これまでの日本の気候通りあれば詩的で良いのですが、気候変動によるゲリラ豪雨は世界中で起きており、今年は特に大雨による災害が多発しております。
記録的な熱波に襲われる地域が出る一方、上記のような洪水や土砂崩れを伝えるニュースが連日のように放送されており、地球規模での気候のバランス崩壊が懸念されます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。

雑節:夏土用
「土用」は、四季の変わり目を知らせる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを言います。それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。
「夏土用」は「立秋」(8月7日)前の18日間となります。
土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。
各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。
暦注下段:
復日(ふくにち)
重日と同じ効果があるとされる日。
この日に善行を行うと、重複して大吉になるとされています。
地火日(ぢかにち)
地火日とは、五行説における三つある天火・地火・人火の火気の一つで、その中でも大地の火気が激しく荒ぶっている日となっています。
地面に関連する、動土、定礎、柱建て、井戸掘り、種蒔き、築墓、葬儀などが凶となっております。
大禍日(たいかにち)
三箇の悪日の一つであり、三箇の悪日で最も悪い日。
この日に物事を始めると、後に禍の種となると言われている日。
特に建築、船旅、葬儀、仏事を忌むべき日と言われています。
選日:天一天上(てんいちてんじょう)
方角の神様である天一神(てんいちじん)が天に上っている期間。
癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のこと。
この間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。
天一神が天に昇っている間は、代わりに日遊神(にちゆうしん)と呼ばれる神様が天から降りてきて、家の中に留まるといわれています。この神様は不浄を嫌うため、家の中を清潔に保っていないと日遊神がお怒りになり、祟りを起こすともいわれています。