本日、令和6年7月15日(月)は?

海の日
1996年(平成8年)に「海の記念日」が「海の日」として祝日となりました。
当初は、7月20日と制定されていましたが、2003年(平成15年)に改正された祝日法のハッピーマンデー制度により、7月の第3月曜日となりました。この日は、海に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日として制定されています。
「海の記念日」は、 1876年(明治9年)に明治天皇が東北地方巡幸された際、従来の軍艦ではなく灯台視察船「明治丸」で航海され、7月20日に横浜港に入港し横浜御用邸伊勢山離宮へ還幸された史実から、1941年(昭和16年)に逓信大臣の村田省蔵が提唱し、制定されました。

旧暦:06/10
六曜:先負(せんぷ・せんまけ・さきまけ)
何事も控えめに平静を保つ日。午前は凶、午後は吉。
「先んずれば即ち負ける」という意味がある日で、午前は凶、午後(14時以降)は吉と言われています。
「負」という漢字が使われていることから、訴訟、勝負事、契約なども良い結果を得られないとされますが、午後以降は凶から吉に転じるため、どうしても何かこの日にすべきことがある場合は、14時以降にできるかどうか予め検討するとよいでしょう。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い・悪いを判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:庚辰(かのえたつ)
日家九星:二黒土星(じこくどせい)
二十八宿:畢宿(ひっしゅく)
稽古始め、運搬始めに吉。
造作、衣類着始めに凶。
十二直:納(おさん)
物事を納める日。
収穫、商品購入は吉。
結婚、見合いは凶。
七十二候:蓮始開(はすはじめてひらく)
蓮の花が咲き始める時季。
泥の中からすっくりと立ち上がり、神々しい花を咲かせます。
蓮は、仏教の仏典にもよく登場する花で、「天上の花」とも言われています。
蓮は慈悲の象徴、極楽浄土に咲く花とされ、仏像の台座の多くは蓮華座(れんげざ)です。
蓮始開の頃は、梅雨明けが間近に迫っています。西日本や南の地域では梅雨明けしている所もある頃です。
急激な暑さに熱中症や体調不良を起こす人もいますので、水分補給、体調管理には十分注意が必要な時期となってきます。
暦注下段:
天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。
天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。

滅門日(めつもんにち)
三箇の悪日といい、凶日。
陰陽道で、百事に凶であるという日。
滅日。
この日に事をなすと、その家門は滅亡するといわれる。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:
初伏(しょふく)
「三伏」の一つで、初伏は、夏至の後の3回目の「庚(かのえ)の日」を指します。
初伏は凶日とされており、種撒きや新しいこと、旅行、縁談などは避けた方が良いとされています。
「三伏」は、夏至以降の「初伏」、「中伏」、「末伏」の三つをさし、極暑の候の意味。
この時期は夏の最も暑い時期であり、「三伏の候」、「三伏の猛暑」と手紙の前文に書くなど、俳句の季語や時候の挨拶としても使われ、夏の厳しい時期を意味する言葉となっています。

小犯土(こづち)
戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を指します。
この期間は土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。
特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。
