令和07年11月04日(火)は?
ユネスコ憲章記念日

「ユネスコ憲章記念日」は、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)が正式に発足したことを記念する日です。1946年(昭和21年)11月4日にユネスコ憲章が発効し、同機関が設立されたことに由来しています。
ユネスコは、第二次世界大戦の反省から
「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」
という理念を掲げ、教育・科学・文化を通じて世界の平和と人類の福祉を推進することを目的としています。
この日は、国際的な連帯と相互理解の重要性を再確認する機会として、各国で関連イベントや啓発活動が行われています。日本では、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟などが中心となり、教育現場や地域社会での取り組みが展開されています。
文化放送の日

「文化放送の日」は、ラジオ局・文化放送(JOQR)が1952年(昭和27年)11月4日に開局したことを記念して制定された記念日です。制定者は株式会社文化放送で、放送を通じて文化・教育・エンターテインメントを広めるという理念を体現する日として位置づけられています。
日付の由来は、まさに文化放送が初めて電波を発信した開局記念日であることにちなみます。開局当初は中波(AM)放送を中心に、教育番組や宗教番組を多く編成していましたが、現在ではニュース・スポーツ・音楽・バラエティなど幅広いジャンルをカバーする総合ラジオ局として親しまれています。
この日は、長年愛されてきた番組やパーソナリティに思いを馳せながら、放送文化の歩みとその社会的役割を振り返る機会となっています。
かき揚げの日

「かき揚げの日」は、香川県三豊市に本社を置く冷凍食品メーカー・株式会社味のちぬやによって制定されました。サクサクとした食感と香ばしい風味で親しまれる「かき揚げ」の魅力を広く伝えることを目的としています。
日付の由来は、かき揚げがうどんやそばなどの麺類と一緒に食べられることが多いことから、11月11日の「めんの日」の1週間前にあたる11月4日が選ばれました。また、「11(いい)4(しあげ)」の語呂合わせで「いい仕上げ」と読めることも理由のひとつです。
この日は、家庭や飲食店で旬の食材を使ったかき揚げを楽しむきっかけとなっており、日本の食文化の一端として再評価されています。記念日は一般社団法人日本記念日協会により正式に認定・登録されています。
旧暦:9月15日
六曜:大安(たいあん・だいあん)
万事大吉。特に婚礼に良い。
「大安」は「たいあん」と読み、「大いに安し=非常に穏やかで不安がない」という意味を持っており、一日を通し万事において良い運勢を期待できます。そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。
また、「泰安」が元になっているといわれており、婚礼などのお祝い事に適しています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。 六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丁丑(ひのとうし・ていちゅう)

「丁丑(ひのと・うし)」の日は、努力が実り、確実な成果を積み上げる“堅実成長の吉日”です。
派手な幸運ではなく、**地に足のついた「信用運」「安定運」が強く働きます。**🔥🐄
🔥🐄 丁丑(ひのと・うし)の日とは
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- 「丁(ひのと)」=陰の火。内に秘めた情熱・優しさ・感性・思いやり。
- 「丑(うし)」=陰の土。粘り強さ・誠実・継続・努力・蓄積。
この組み合わせは、
🌾「小さな努力を続けることで、確かな成果に変わる」 という意味を持ちます。 穏やかで誠実な気の流れに満ち、信頼を築く行動に最適な日です。
✅ 丁丑の日にやってよいこと
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- 計画的な行動・準備・下積み → 大きなジャンプより“地道な積み上げ”が吉。 → 事務処理・仕込み・整理整頓・勉強・練習などが◎。
- 誠実なコミュニケーション → 丑の土は“信用の星”。 → 礼儀を重んじ、相手を思いやる言葉を使うと好印象に。
- 家や職場の整え → 土気が強い日なので、環境整備・掃除・模様替えに最適。 → 特にキッチンや玄関を整えると金運UP。
- ゆっくり休み、英気を養う → 丑は“蓄える”干支。 → 無理せず、充電・保養・内省に時間を使うと◎。
⚠ 丁丑の日に避けたいこと
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- 焦る・結果を急ぐ → 丑の気は「ゆっくり確実」が鉄則。
- 約束を曖昧にする → 丁の火が「信頼」を照らす日。誠実さが何より大事。
- 怠け・先延ばし → 小さなサボりが後々響く運気。
🌈 開運のコツ
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- “丁寧さ”を意識する → 動作・言葉・服装・書類など、ひと手間が運を磨く。
- 土の色・火の色を取り入れる → ベージュ・朱色・ワインレッドが吉。
- 開運行動 → 温かい飲み物を飲む/感謝を言葉にする/掃除する。
「丁丑の日」は“積み上げの火を灯す日”。
小さな努力でも、継続すれば必ず花開く。
目立たなくても、確実に運が育つ一日です。🔥🐄
日家九星:二黒土星(じこくどせい)
二十八宿:觜宿(ししゅく)
稽古始め、運搬初めに吉。
造作、衣類着始めに凶。
十二直:平(たいら)
物事が平らかになる日。
旅行、婚礼、道路修理などは吉。
穴掘り、種蒔きは凶。
七十二候:楓蔦黄(もみじつたきばむ)
第五十四候。「霜降」の末候。
蔦(つた)や楓(かえで)の葉が色づく頃。
日本では、9月頃に北海道の大雪山(たいせつざん)から紅葉が始まり、徐々に南下していきます。この紅葉の移り変わりを「紅葉前線」と呼び、しばしば「桜前線」と対比して語られます。 地域によって見頃の時期は異なり、北海道と東北は10月頃、関東から九州は11月〜12月初め頃が見頃とされています。
葉が色づくことを一般に「紅葉」と呼びますが、厳密には、葉が赤く色づくことを「紅葉(こうよう)」、黄色に色づくことを「黄葉(こうよう、おうよう)」と呼びます。また、褐色に色づくことは「褐葉(かつよう)」と呼ばれます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:秋土用
「土用」は、四季の変わり目を知らせる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを言います。それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。
「秋土用」は「立冬」(11月7日)前の18日間となります。 土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。
各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。
暦中下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
十死日(じっしび)
受死日の次に凶日とされ、万事において凶とされる日です。
受死日と違い葬式も例外ではありません。
「十死一生日」「天殺日」などとも呼ばれ、十割命を落とす日といわれています。
地火日(ぢかにち)
地火日とは、五行説における三つある天火・地火・人火の火気の一つで、その中でも大地の火気が激しく荒ぶっている日となっています。
地面に関連する、動土、定礎、柱建て、井戸掘り、種蒔き、築墓、葬儀などが凶となっております。
滅門日(めつもんにち)
三箇の悪日といい、凶日。
陰陽道で、百事に凶であるという日。滅日。
この日に事をなすと、その家門は滅亡するといわれる。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:中犯土(なかづち)
大犯土(おおづち)と小犯土(こづち)の間の丁丑(ひのとうし)の日をいいます。 間日(まび)、犯土間日(つちまび)とも呼ばれ、この日は犯土には含まれません。あるいは犯土には含まれても犯土の禁忌は存在しないとされています。