令和07年11月01日(土)は?
点字の日

「点字の日」は、視覚障がい者の情報アクセスを支える「点字」の普及と理解促進を目的として、特定非営利活動法人日本点字普及協会(事務局:神奈川県大和市)によって制定されました。記念日は、一般社団法人日本記念日協会により正式に認定・登録されています。
日付の由来は、1890年(明治23年)11月1日、官立東京盲唖学校において日本語用点字の文字体系が正式に決定されたことにちなんでいます。これにより、日本語に適した点字が確立され、教育・福祉・出版など多くの分野で活用されるようになりました。
この日は、「触れる文字」「読む手の感覚」を通じて、情報のバリアフリーや共生社会のあり方を考える機会として、点字体験や啓発イベントが各地で開催されています。
灯台記念日

「灯台記念日」は、灯台の歴史と役割を見直し、海の安全と灯りの文化を広めることを目的として、全国の灯台関係団体や海事機関を中心に認知されている記念日です。
日付の由来は、1868年(明治元年)11月1日、神奈川県横須賀市の観音埼灯台において、日本初の洋式灯台が着工されたことにちなんでいます。この灯台は、英国技師リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計によるもので、近代日本の海上交通の安全を支える礎となりました。
この日は、灯台の灯りが持つ「道しるべ」としての象徴性を再認識し、海岸線の保全や灯りのある暮らしの大切さを考える機会として、灯台見学や関連イベントが行われています。
計量記念日

「計量記念日」は、正確な計量の重要性を広く社会に伝えることを目的として、旧通商産業省(現・経済産業省)によって1952年(昭和27年)に制定されました。
日付の由来は、1993年(平成5年)11月1日に新しい「計量法」が施行されたことにちなんでいます。これにより、記念日は従来の6月7日から11月1日へと変更され、国際的な計量制度との整合性が図られました。
この日は、体重計・料理の計量カップ・郵便物の重さなど、日常の「はかる」行為に目を向け、正確な計量が安心・安全な暮らしや取引の基盤であることを再認識する機会となっています。全国では、計量に関する表彰式や啓発イベントが開催され、11月は「計量強調月間」として位置づけられています。
旧暦:9月12日
六曜:友引(ともびき・ゆういん)

良い意味でも悪い意味でも友を導く、とされる日。 祝い事は良いですが、葬式などの凶事は避けるべきとされています。
元々は「共引」と書き、「引き分けて勝負なし」という意味があった日ですが、後に「友引」と書くようになってからは、「友を引きこむ」という意味合いが広く知られるようになり、上記のとおり、慶事には向いていると考えられ、結婚式の日取りとしても人気ですが、葬式などは避けられます。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。
「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。 六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:甲戌(きのえ・いぬ)

「甲戌(きのえ・いぬ)」の日は、信頼と正義を土台に新しい基盤を築く“再出発と守護の吉日”です。
強さと誠実さが融合する日で、“正しい道を貫く力”が最大限に発揮されます。
🌳🐕 甲戌(きのえ・いぬ)の日とは
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- 「甲(きのえ)」=陽の木。成長・発展・真っすぐな信念を象徴。
- 「戌(いぬ)」=陽の土。誠実・守り・整理・信頼の象徴。
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この組み合わせは、
🌄「信念を持ち、地に足をつけて成長する」
という意味を持ちます。
“守りながら進む”バランスの良い吉日で、堅実な行動が後の発展につながります。
✅ 甲戌の日にやってよいこと
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- 計画・基盤づくり
→ 家・事業・人間関係などの「土台を整える」行動が吉。
→ 契約・整備・構築・方向性の見直しに最適。 - 誠実な約束・信頼の構築
→ 甲の木=誠実、戌の土=忠義。
→ 誠意ある対応やフォローが信頼関係を強化。 - 整理・掃除・終わらせること
→ 戌は「片付け」「締めくくり」の干支。
→ 物・データ・タスクを整理することで運が流れ込む。 - 神仏への感謝・守護の祈り
→ 戌は“守護”を象徴。
→ 氏神参拝、祖先供養、護符の整理などに良い日。
- 計画・基盤づくり
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⚠ 甲戌の日に避けたいこと
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- 独断・頑固さ・他人の意見を拒む行為
→ 木と土のバランスが崩れると“硬直”に変わる。 - 怠惰・曖昧な態度
→ 信頼運を損ねる。 - 軽率な発言・約束
→ 「言葉の重み」が問われる日。慎重に。
- 独断・頑固さ・他人の意見を拒む行為
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🌈 開運のコツ
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- “まっすぐ整える”意識を持つ
→ 掃除・姿勢・言葉・書類などを「正しく整える」。 - 大地・木・犬に関するモチーフを意識
→ 公園や自然に触れると運が安定。 - 開運カラー
→ ベージュ・若草色・ゴールド(成長と安定を象徴)
- “まっすぐ整える”意識を持つ
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「甲戌の日」は“誠実が力になる日”。
自分の信念を正しく保ち、地に足をつけて進めば、 すべてが安定し、信頼が財産になります。🌳🐕
日家九星:五黄土星(ごおうどせい)
二十八宿:胃宿(いしゅく)
開店、移転、求職に吉。
十二直:建(たつ)
「万物を建て生じる日」という意味があり、よろず大吉の日。
ただし、動土(地面を掘り返して土を動かす)、蔵開きは凶。
七十二候:霎時施(こさめときどきふる)

第五十三候。「霜降」の次候。
小雨が思いがけず降ってはすぐにやみ、青空が顔をのぞかせる頃。
小雨はしとしと降り続く雨ではなく、ぱらぱらと通り雨のように降り、じきに止んでしまうような「時雨 (しぐれ)」のことです。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:秋土用
「土用」は、四季の変わり目を知らせる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを言います。それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。 「秋土用」は「立冬」(11月7日)前の18日間となります。
土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。 各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。
暦中下段:凶会日(くえにち)
陰と陽の調和が調和が崩れ、悪事の集まる凶日。
婚礼、旅行など全てにおいて悪日。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:大犯土(おおづち)
庚午(かのえうま)の日から丙子(ひのえね)の日までの7日間を大犯土といい、1日の間日をおいて戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を小犯土といいます。
犯土の間は、土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。 特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。
これらの内容は土用と共通しています。