令和07年10月29日(水)は?
ドリアの日

「ドリアの日」は、洋食メニュー「ドリア」の誕生を記念して、神奈川県横浜市の老舗ホテル、ホテルニューグランド(運営:株式会社ホテルニューグランド)によって制定されました。
日付の由来は、1927年(昭和2年)12月1日のホテル開業に先立ち、初代総料理長であるスイス出身のシェフ、サリー・ワイル氏が来日したのが10月29日であったことにちなんでいます。彼が考案した「ドリア」は、体調を崩した外国人客のために提供された、クリーミーなライスグラタン風の一皿で、洋食文化の象徴として広まりました。
この日は、家庭でもドリアを作ってみたり、ホテルで伝統の味を楽しんだりすることで、温かさと安心感に満ちた洋食の歴史を味わう機会となっています。
てぶくろの日

「てぶくろの日」は、手袋の役割と重要性を広めることを目的として、福岡県久留米市の作業用手袋メーカー、株式会社東和コーポレーションによって制定されました。
日付の由来は、「10(て)2(ぶ)9(く)」という語呂合わせと、秋から冬にかけて手袋の使用が増える季節に入ることから、10月29日が選ばれました。
作業用・家庭用・防寒用など、手袋は安全・衛生・快適な作業環境を支える道具として、日常のさまざまな場面で活躍しています。 この日は、手袋の機能や価値を見直し、DIY・ガーデニング・料理・掃除・工場作業など、身近な場面で「手を守る」ことの大切さを考えるきっかけとなっています。
インターネット誕生日

「インターネット誕生日」は、インターネット技術の起源を振り返り、情報社会への理解と感謝を深めることを目的として、広く認知されている記念日です。
日付の由来は、1969年(昭和44年)10月29日、米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)からスタンフォード研究所(SRI)への通信が行われ、世界初のパケット通信が成功したことにちなんでいます。この通信は「LOGIN」という文字列の送信を試みたもので、実際には「LO」まで送られた時点でシステムがクラッシュしましたが、この出来事がインターネットの原型「ARPANET」の始まりとされています。
この日は、スマートフォン・SNS・クラウド・動画配信など、現代の「つながる世界」の原点を思い起こし、私たちが情報を扱う主体であることを再認識する機会となっています。
旧暦:9月9日
六曜:大安(たいあん・だいあん)

万事大吉。特に婚礼に良い。
「大安」は「たいあん」と読み、「大いに安し=非常に穏やかで不安がない」という意味を持っており、一日を通し万事において良い運勢を期待できます。そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。
また、「泰安」が元になっているといわれており、婚礼などのお祝い事に適しています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。 「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。 六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。 六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:辛未(かのとひつじ/しんび)

「辛未(かのと・ひつじ)」の日は、内面を整え、静かに運を磨く“癒しと調整”の吉日です。
「庚午」の激しい火を経て、「辛未」はそれを鎮め、次の安定期へと導くタイミング。
“見えない部分を整えると、すべてが整う”という運気の日です🌿🐏
🌿 辛未(かのと・ひつじ)の日とは
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- 「辛(かのと)」=陰の金。繊細さ・内省・洗練・美意識。
- 「未(ひつじ)」=陰の土。安定・調和・平和・癒し。
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この二つが重なることで、
🌸「心と環境を静かに整える日」
となります。
大きな行動よりも“磨く・癒す・整える”ことで次の幸運が開く流れです。
✅ 辛未の日にやってよいこと
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- 整理整頓・調整・メンテナンス
→ 家やデスクを整える、データ整理、健康診断などが吉。
→ 「小さな乱れを整える」が最大の開運行動。
- 整理整頓・調整・メンテナンス
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- 美容・アート・香り・美意識に関すること
→ 「辛」は美・芸・洗練の象徴。
→ 美容院・スキンケア・香水選び・デザイン作業など◎。
- 美容・アート・香り・美意識に関すること
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- 信頼関係を深める
→ 未は“和をつくる”干支。
→ 家族や同僚との穏やかな会話が運気を上げます。
- 信頼関係を深める
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- 心身のリセット
→ リラクゼーション・瞑想・温泉・静かな時間に最適。
- 心身のリセット
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⚠ 辛未の日に避けたいこと
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- 焦り・完璧主義
→ 「整える日」は“ゆるく調える”がコツ。 - 人の欠点探し・批判
→ 陰の金がネガティブに傾くと毒舌運に。 - 過剰な欲・強引な判断
→ “流れに任せる”姿勢が吉。
- 焦り・完璧主義
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🌈 開運のコツ
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- 香り・アロマを使う
→ ラベンダー・ヒノキ・白檀の香りで気が整います。 - 鏡を磨く・水回りを清める
→ 金の気を活かし、心がクリアになります。 - 開運カラー
→ 白・ラベンダー・ベージュ(清浄・癒し・品格)
- 香り・アロマを使う
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「辛未の日」は“静かに心を整える日”。
何かを“増やす”より、“整える・磨く”。
その静けさが、次の幸運を呼び込みます🌿🐏
日家九星:八白土星(はっぱくどせい)
二十八宿:壁宿(へきしゅく)
開店、旅行、結婚、衣類仕立て、新規事開始に吉。
十二直:納(おさん)
物事を納める日。
収穫、商品購入は吉。
結婚、見合いは凶。
七十二候:霎時施(こさめときどきふる)

第五十三候。「霜降」の次候。
小雨が思いがけず降ってはすぐにやみ、青空が顔をのぞかせる頃。
小雨はしとしと降り続く雨ではなく、ぱらぱらと通り雨のように降り、じきに止んでしまうような「時雨 (しぐれ)」のことです。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
雑節:秋土用
「土用」は、四季の変わり目を知らせる期間のことで、立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間のことを言います。それぞれ「春土用」「夏土用」「秋土用」「冬土用」とも呼ばれています。 「秋土用」は「立冬」(11月7日)前の18日間となります。
土用期間中は「陰陽道の土を司る神様、土公神(どくしん・どこうしん)が支配する期間」と考えられており、土の気が盛んになる期間として、動土、穴掘り等の土を犯す行為や殺生を慎まなければならないとされています。
各土用の最初を「土用の入り」(どようのいり)と呼ばれ、最後の日は「節分」となります。
暦中下段:
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
五墓日(ごむにち)
五つの墓を意味する凶日。
この日に葬儀を行うと、墓が五つ並ぶ(五人が死ぬ日)とされています。
家造りには支障はありませんが、動土、地固め、築墓、種蒔きなど土にまつわることや、葬儀は凶とされています。
大禍日(たいかにち)
三箇の悪日の一つであり、三箇の悪日で最も悪い日。
この日に物事を始めると、後に禍の種となると言われている日。
特に建築、船旅、葬儀、仏事を忌むべき日と言われています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:
不成就日(ふじょうじゅび)
何事も成就しない日。
特に、婚姻事、新規事には向いていない。
大犯土(おおづち)
庚午(かのえうま)の日から丙子(ひのえね)の日までの7日間を大犯土といい、1日の間日をおいて戊寅(つちのえとら)の日から甲申(きのえさる)の日までの7日間を小犯土といいます。
犯土の間は、土を犯す行為(土堀り、穴掘り、建墓、種まきなど)はすべて慎まなければならないとされています。
犯土は、陰陽五行説に基づいた考え方から来ており、土公神(どくじん・土を司る神様)が土の中にいるため、土を犯すことで祟りが起きるとされています。 特に地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。
これらの内容は土用と共通しています。