令和07年10月14日(TUE)は?
鉄道の日

1872年(明治5年)10月14日に日本初の鉄道営業路線が開業したことに由来します。
東京の新橋駅から横浜駅までの約29kmを蒸気機関車が走り、これは日本の近代交通の幕開けを告げる出来事でした。明治政府は鉄道を文明開化の象徴と位置づけ、国の発展に不可欠なインフラとして推進しました。
1922年(大正11年)に日本国有鉄道が「鉄道記念日」として制定し、後に「鉄道の日」と改称しました。
現在ではJRや私鉄を含めた鉄道事業全体を讃える日として、全国で車両基地の公開、記念乗車券の発行、鉄道イベントなどが開催され、鉄道ファンのみならず多くの人々に親しまれています。
世界標準の日

10月14日は「世界標準の日」です。国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)が共同で制定しました。
この日は、国際的な標準化活動の重要性を再認識する日とされ、工業製品、情報通信、医療、安全など多岐にわたる分野での規格共有が、相互運用性・品質保証・国際競争力の向上に寄与することを広く啓発します。
標準化は、技術革新と市場の信頼性を支える不可欠な仕組みであり、グローバルな協調の基盤でもあります。
PTA結成の日

1952年(昭和27年)10月14日に「日本父母と先生の会全国協議会」(現・日本PTA全国協議会)が設立されたことに由来します。
この組織は、保護者と教職員が協力して子どもの教育環境を整えることを目的としており、戦後の教育再建の一環として誕生しました。以来、10月14日を初日とする一週間は「PTA週間」とされ、全国の学校で教育講演会や保護者研修、地域イベントなどが行われています。PTA活動は、家庭と学校の架け橋として、子どもたちの健全な成長を支える重要な役割を果たしています。
旧暦:8月23日
六曜:赤口(しゃっく・しゃっこう)

凶日。特に祝事は大凶。 六曜の中で仏滅に次ぐ凶日。
午の刻(午前11時~午後1時)は吉。それ以外は凶。訴訟や契約は避けるべき日とされています。
「赤」という字から、火や血を連想させることから、火の元・刃物に気をつけるべき日とされています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。 「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。 六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:丙辰(ひのえたつ/へいしん)

「辰(たつ)」は、十二支で唯一の神獣(龍)を表し、発展・成功・権威・願望成就を象徴します。
龍が天に昇る姿から、「運気上昇」「出世」「夢の実現」を意味する非常に縁起の良い日です。
特に「仕事」「地位」「信用」に関する行動が吉。何かを“伸ばしたい・広げたい”日に最適です。
辰の日にやってよいこと
-
-
- 大きな決断・勝負ごと → 新事業の開始、契約、プレゼン、昇進願い、開店、立ち上げなどに最適。 → 自信をもって「上を目指す行動」をすると運が味方します。
- 祈願・神仏参拝 → 辰=龍神の化身。特に水の神(龍神・弁財天・白龍神社など)への参拝が非常に吉。 → 願い事が“天に届きやすい日”とも言われます。
- 新しいステージへの挑戦 → 卒業・転職・転居など“環境が変わる”ことにも追い風が吹きます。 → 自分の才能を社会で試す日にピッタリ。
- 人を導く・教えること → 辰は「上に立つ」「導く」象徴。教育・講義・指導・プレゼンなどに最適。
-
辰の日に避けたいこと
-
-
- 謙遜しすぎ・自信のなさ → 龍のエネルギーは堂々とした行動を好みます。遠慮や弱気は運を下げます。
- 傲慢・独断・強引さ → 力が強い日だけに、振る舞いが“支配的”になると反感を買いやすい。
- 約束の軽視 → 龍は信義を重んじます。中途半端な約束や嘘は運気を損ないます。
-
開運のコツ
-
-
- 水と関わる行動を意識 → 水を汲む・花を生ける・お風呂でリラックスなど、“流れを整える”行為が吉。
- 龍にまつわるアイテムを身につける → 龍の置物、龍紋のアクセサリー、または龍神の神社参拝が最強開運アクション。
- スーツ・ネクタイ・ハンカチにネイビーかパープルを取り入れる → 「品格と発展」の色で龍の気を呼び込みます。
-
辰の日は“天に昇る龍”のごとく、あなたの努力が一気に形になるタイミング。
迷わず行動し、堂々と「これが自分だ」と示すことで、運の波に乗れる一日です。🌊🐉
日家九星:五黄土星(ごおうどせい)
二十八宿:翼宿(よくしゅく)
耕作始め、植え替え、種蒔きに吉。
高所作業、結婚に凶。
十二直:破(やぶる)
物事を突破する日。
訴訟、出陣、漁猟、服薬に吉。
祝い事、契約事は、凶。
七十二候:菊花開(きくのはなひらく)

第五十候。「寒露」の次侯。
重陽の節句の象徴である菊の花が咲き始める頃。
菊は5、6世紀頃に中国で交配によって誕生した植物で、日本には奈良時代末か平安時代初めに入ってきたとされています。
鎌倉時代に後鳥羽上皇が身の回りのものに菊花の意匠を好んで使うようになり、現在でも皇室の紋章として使われています。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦中下段:
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
月徳日(つきとくにち)
七箇の善日の一つです。
月徳日は、「その月の福徳を得られる」とされる吉日で、万事に吉とされる縁起の良い日です。
特に造作や土に関わる事柄と相性が良いとされています。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:八専の間日(はっせんのまび)
八専の期間のうち、八専の影響を受けない日。
八専とは、陰暦の壬子(みずのえね)から癸亥(みずのとい)までの十二日間のうち、丑・辰・午・戌の四日を除く八日間。一年に六回あり、この期間は雨が多いとされます。また、嫁取り、造作、売買、仏事などを避けるべきとされています。
本日は「辰」の日の間日。