令和07年10月09日(木)は?
世界郵便デー(World Post Day)/万国郵便連合記念日

世界郵便デーは、1969年の万国郵便連合(UPU)東京大会にて、インド代表のアナンド・モハン・ナルラ氏の提案により制定されました。
国際郵便ネットワークの重要性を振り返り、郵便事業や通信インフラの発展に対する理解を深めることを目的としています。
1874年10月9日、スイス・ベルンにて「ベルン条約」が締結され、万国郵便連合(UPU)の前身である「一般郵便連合」が設立されました。この日が、現在の世界郵便デーの由来です。
トラックの日

公益社団法人全日本トラック協会が1992年(平成4年)に制定。 「10(ト)」と「9(ク)」の語呂合わせから10月9日を「トラックの日」と定めました。
この記念日は、営業用トラック(事業用貨物自動車)に対する正しい理解を促進し、トラック輸送が国民生活や産業活動を支える重要な社会インフラであることを広く伝えることを目的としています。
毎年この日を中心に、全国各地で以下のような啓発活動が行われています:
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- 交通安全教室(児童・地域住民向け)
- ポスター・標語コンテスト
- 展示イベントや体験型企画(トラックの役割紹介、安全技術の紹介など)
これらの活動を通じて、トラック業界の社会的意義や安全への取り組みを広く周知しています。
散歩の日

東京商工会議所渋谷支部が中心となって活動する「シブヤ散歩会議」が制定。
「て(10)く(9)てく」と読む語呂合わせから、10月9日が「散歩の日」とされています。
散歩という身近な運動を通じて、以下のような社会的価値を広めることを目的としています。
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- 街の魅力の再発見(地域資源・文化・景観への関心促進)
- 健康促進(日常的な運動習慣の定着)
- 地域活性化(人の流れを生み、商店街や観光資源の活用につなげる)
「シブヤ散歩会議」では、渋谷区内を中心に以下のような企画が展開されています。
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- 散歩ルートの提案・マップ配布
- 地元店舗とのコラボイベント
- 歩きながら街の歴史や文化を学ぶガイドツアー
- SNSを活用した「#てくてく渋谷」キャンペーン
これらの活動は、都市部における歩行者空間の価値向上にも寄与しています。
旧暦:8月18日
六曜:先勝(せんしょう・せんかち・さきかち)
急ぐことは吉。午前は吉、午後は凶。
先勝には「先んずれば必ず勝つ」という意味があり、「万事において急ぐと良いことがある」とされる日。勝負事にも良く、先手必勝とも言われますが、時間帯によって吉凶が変わり、午前(14時)までが吉、午後からは凶となります。
葬儀などの弔事を行っても問題はないとされていますが、お通夜に限っては夕方から始まり夜通し続くこと、加えて翌日は友を引き連れる「友引」の日になってしまうため、営むことを避けるべきと考えられています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。 「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。
六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。 六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:辛亥(かのとい/しんがい)

十二支の「亥(い)」は、勢い・勇気・守護・火伏せを象徴します。
「亥」は五行では“水”の気を持ち、火を鎮める力があることから、火事除け・厄除け・無病息災の縁起日とされています。
また、猪突猛進の性質から「決断力」「実行力」に関わる日でもあります。
亥の日にやってよいこと
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- 火伏せ・防災祈願
→ 火の気を鎮める日。台所・ストーブ・ガス器具などの点検に良い。
→ 神社では「火伏せの亥の日」として祈願が行われることもあります。 - 決断・行動の開始
→ 勢いのある日なので、迷っていたことを実行に移すのに向きます。
→ ただし軽率ではなく「覚悟を持った決断」が吉。 - 健康祈願・厄除け
→ 水の気が強い亥の日は「体を清める」「リセットする」ことに良い。
→ 温泉や湯治、断食・デトックスにも適します。 - 金運・繁栄祈願(特に亥の月・亥の日・亥の刻が重なる日)
→ 「三亥(さんがい)」が揃う日は最強開運日とされ、財運と防災の両面に効果があると伝えられます。
- 火伏せ・防災祈願
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亥の日に避けたいこと
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- 火を扱う新規事業や着工
→ 火に関わる仕事(厨房、溶接、製鉄など)の始まりは避けた方が良い。 - 無謀な挑戦・強引な行動
→ 猪突猛進の勢いが裏目に出ることも。冷静さを保つのがコツ。 - 感情的な衝突
→ 勢いが強すぎて口論や誤解を招きやすいので、対人関係は慎重に。
- 火を扱う新規事業や着工
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亥の日は「勢いの中に守りあり」。
猪のように一直線に進む力と、水のように鎮める力を兼ね備えた日です。
日家九星:一白水星(いっぱくすいせい)
二十八宿:井宿(せいしゅく)
神仏詣、種蒔き、動土、普請が吉。
衣類仕立てに凶。
十二直:除(のぞく)
万物を折衝して百凶を除き去る日(障害を取り除いてくれる日)ということで、「除く」と言われています。
井戸掘り、治療開始、祭祀などは吉。
婚礼、動土(地面を掘り返して土を動かす)は凶。
七十二候:鴻雁来(こうがんきたる)

第四十九候。「寒露」の初侯。
ツバメが南へ帰るのと入れ違いに、雁などの冬鳥たちが北から渡ってくる頃。
雁は冬を日本で過ごし、春になるとシベリア方面へ帰っていきます。 「鴻(こう)」はハクチョウなどの大型の水鳥を指し、「雁(がん)」はマガンやハクガンなどの中型の渡り鳥を指す言葉です。古来、中国の『礼記』などでも「鴻雁」と並べて記されることがあり、渡り鳥の代表として親しまれてきました。 雁は【良い知らせを運ぶ】【幸運を招く】縁起の良い鳥とされ、群れで整然と飛ぶ姿から【絆】や【秩序】の象徴とも考えられてきました。
その美しい姿は意匠としても好まれ、家紋や工芸品の文様にも多く用いられています。 武家の家紋としても雁は人気があり、特に有名なのが柴田勝家の「二つ雁金(ふたつかりがね)」です。二羽の雁が向かい合うように描かれ、かわいらしさと力強さを兼ね備えた意匠となっています。この紋には、一族の【強い絆】と【繁栄】への願いが込められていたと考えられます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦中下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。
天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。
受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。
重日(じゅうにち)
この日に起こったことは、重なって起こるとされる日。
吉事には吉事、凶事には凶事が重なると言われています。
預金などの金銭関係は吉ですが、婚礼は再婚に繋がるため良くないとされています。
陽が重なる巳の日と、陰が重なる亥の日が重日となります。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。
選日:不成就日(ふじょうじゅび)
何事も成就しない日。
特に、婚姻事、新規事には向いていない。