令和07年10月07日(火)は?
盗難防止の日

「盗難防止の日」は、日本損害保険協会によって2003年に制定された記念日です。 車上荒らしや自転車の盗難、住宅への侵入など、身近な犯罪被害を未然に防ぐことを目的とし、国民の防犯意識の向上と地域ぐるみの防犯活動の促進を呼びかけています。 日付は「とう(10)なん(7)=盗難」という語呂合わせにちなんで、10月7日に定められました。
大人のダイエットの日

忙しい現代人の食生活と健康づくりを応援するために、「一般社団法人 大人のダイエット研究所」が制定しました。 仕事や家庭で多忙な大人が、無理なく食事を楽しみながら健康を目指すきっかけとなるよう、食と健康を見直す日として提案されています。 日付は、「10(と)」「7(な)」の語呂合わせで「オトナ」と読めることから、10月7日に定められました。
宿毛の柑橘「直七」の日

高知県宿毛市の特産柑橘「直七(なおしち)」は、かつて魚商人の直七が魚とともに売り歩いていたことから、その名がついたと伝えられています。 直七は、やわらかな酸味とすっきりとしたまろやかな風味が特徴で、地元では食酢としてさまざまな料理に活用されています。 この「直七」の魅力を広く伝えるため、直七を扱う「直七の里株式会社」が記念日を制定しました。
日付は、収穫の最盛期である10月と、「直」の字に含まれる「十」、そして「七」の語呂を組み合わせ、10月7日とされています。
旧暦:8月16日
六曜:大安(たいあん・だいあん)

万事大吉。特に婚礼に良い。
「大安」は「たいあん」と読み、「大いに安し=非常に穏やかで不安がない」という意味を持っており、一日を通し万事において良い運勢を期待できます。そのため、大切な取引先との商談などで日程を自由に決められるのであれば、大安の日を選ぶのもよいでしょう。
また、「泰安」が元になっているといわれており、婚礼などのお祝い事に適しています。
六曜(ろくよう・りくよう)とは、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜を指し、日にち毎に縁起の良い、悪い、を判断する考え方です。「先勝」→「友引」→「先負」→「仏滅」→「大安」→「赤口」の順で繰り返されています。 六曜は中国から始まり、日本には鎌倉時代に伝わりました。江戸時代には縁起の良し悪しを判断するものとして広まりました。
六曜は根拠のない迷信と見なされることもありますが、日本の文化の一部として受け入れられています。
日干支:己酉(つちのととり/きゆう)

十二支の「酉(とり)」は、収穫・成熟・実りを象徴します。
「酉」は「実る(みのる)」の語源とされ、物事の成果が出やすい日。また、酉は「商い(あきない)」=“商売繁盛”に深く関係し、商人や経営者には特に吉日とされています。
酉の日にやってよいこと
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- 商売繁盛の祈願・開店・契約ごと
→ 新しい取引や販売を始めるのに最適。商売の「実り」を得やすい日。 - 事業の締め・報告・決算
→ 物事を「まとめる」「仕上げる」ことにも良い日。 - 感謝やお礼の行動
→ 酉は“収穫”の象徴なので、支えてくれた人へのお礼を伝えると運が上がります。 - 酉の市参拝(特に浅草鷲神社など)
→ 酉の日は「酉の市」が立つ日でもあり、商売繁盛・金運祈願の伝統日です。 - お酒に関すること
→ 「酉」は“酒壺”を意味する字でもあり、宴席・乾杯などに縁起あり。
- 商売繁盛の祈願・開店・契約ごと
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酉の日に避けたいこと
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- 浪費・贅沢しすぎること
→ 豊かさの象徴の日だからこそ、使い過ぎると「実りが枯れる」方向に働きます。 - 怠けること・後回し
→ 酉は「締め・完結」の日。やり残すと運気を取りこぼします。 - 嫉妬・独占欲
→ 酉のエネルギーは“成功”を呼びますが、他人と比べて妬むと逆流します。
- 浪費・贅沢しすぎること
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酉の日は「金運・商運」を司る流れの中で、最も「成果を受け取る日」。
日家九星:三碧木星(さんぺきもくせい)
二十八宿:觜宿(ししゅく)
稽古始め、運搬初めに吉。
造作、衣類着始めに凶。
十二直:建(たつ)
「万物を建て生じる日」という意味があり、よろず大吉の日。
ただし、動土(地面を掘り返して土を動かす)、蔵開きは凶。
七十二候:水始涸(みずはじめてかるる)

第四十八候。「秋分」の末侯。
収穫の秋を迎え、田圃から水が抜かれ、稲穂の刈り入れを始める頃。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
これは、稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人も学問や徳が深まるにつれ謙虚になることを表した諺です。農家の人たちが丹精込めて育ててきた稲たちは、たわわに実った頭を風に揺らしながら田んぼを黄金色に染め上げます。
七十二候は、一年を七十二等分し、それぞれの季節時点に応じた自然現象や動植物の行動を短い言葉で表現し、約五日間ごとの細やかな移ろいを子細に示したものです。
暦中下段:
神吉日(かみよしにち)
七箇の善日の一つ。
神社の祭礼、ご祈祷、神棚を祀ることやご先祖様をお祀りするのに最適な日。
大明日(だいみょうにち)
七箇の善日の一つ。
「天と地の道が開き、世の中の隅々まで太陽の光で照らされる日」という意味があり、「太陽の恩恵を受けて、全ての物事がうまくいく」とされる何事にも縁起のいい日。
他の凶日と重なっても忌む必要がないとも言われています。
天恩日(てんおんにち)
七箇の善日の一つ。
天の恩恵を受けて、万事が成長しやすく徳が得られやすい日。
入籍や結婚式のほか、引越しやお祝いなどさまざまな慶事を行うには最適の日であるが、葬儀など凶事は避けた方が良いとされています。
受死日と重なると、効果が打ち消されてしまいます。
天火日(てんかにち)
五行説における、「天火」のエネルギーの強い日で、屋根葺き、棟上げをすると火災が起きると言われています。
かまど造り・種まきなどを忌む。
凶会日(くえにち)
陰と陽の調和が崩れ、悪事の集まる凶日。
婚礼、旅行など全てにおいて悪日。
狼藉日(ろうしゃくにち)
大禍日、滅門日とともに三箇の悪日の一つ。
この日を慎まずに過ごすと、万事に失敗すると言われています。
時下食(ときげじき)
流星の一種である天狗星(てんこうせい)の精が食事のために下界に下りて来る時間とされています。
この時に人間が食事をすると、食物の栄養が全て天狗星の精に吸い取られてしまうとされ、その残りを食べると災いがあると言われています。
10月7日は、正午前後の2~3時間。
暦注下段とは、暦の最下段に書かれていた日々の吉凶についての暦注のことで、単に下段とも言われています。古代中国から続く占術である農民暦が基になっています。
科学的根拠がない迷信としての要素が多く、明治時代に旧暦からグレゴリオ暦へ移行するときに政府によって禁止されましたが、当時の庶民は密かに使用し続けました。それ以前にも何度か当時の朝廷や政府によって禁止されることもありましたが、根強く残り続け、現代では自由に使用できるようになりました。それだけ庶民に強く支持されてきた暦注とも言えます。